コシヒカリにとって特別な地域『塩沢』。自然環境がコシヒカリにとって最適な理由
非常に恵まれた地域である塩沢。では一体何が恵まれているのか。
それは自然環境全てがコシヒカリの栽培に適しているという点です。
コシヒカリに適した肥沃な土壌
当地塩沢の土はコシヒカリと非常に相性が良い肥沃な土壌のため、肥料が他地区に比べ少なくてもしっかりと育ちます。
そのためお米のタンパク質が少なく粘りのある旨いお米に育ちます。
タンパク質は水分を吸収しにくい性質があります。
そのため同じお米でもタンパク質が多いとご飯の粘りが弱くなり、タンパク質が少ないと粘りが強くくなります。
食味評価の一つである"粘り"のある旨いお米に育ちやすい恵まれた土壌となっています。
清らかでミネラル豊富な雪解け水
全国有数の豪雪地であるがゆえに、夏でも途絶える事がない、豊富で清らかな『雪解け水』。
山の栄養をふんだんに蓄えたミネラル豊富なその雪解け水は稲穂にとってはまさに贅沢品と呼べるでしょう。
そんな贅沢な水によって育ってゆく塩沢産コシヒカリが美味しくならないはずがありません。
山々に囲まれた盆地形状
越後山脈と魚沼丘陵に囲まれているため、盆地ならではの日較差という『昼夜の寒暖の差』が生まれます。
その寒暖差によってお米の旨味成分が霜降り状に入り込むためより旨味のある上質なお米になります。
また風に弱いコシヒカリにとって周りが山々に囲まれた塩沢の地は台風の影響を受けづらく稲の倒伏を防ぎ『適度な風』をもたらしてくれます。
魚沼の地では塩沢産コシヒカリは別ブランド??
魚沼産コシヒカリは、北魚沼、中魚沼、南魚沼地区の、5市2町が産地です。
その中でも、南魚沼「塩沢産コシヒカリ」は、特に美味しいと評価され、
頂点を極めた最高峰のコシヒカリです。
魚沼産コシヒカリの農家さん達は皆、自分のコシヒカリに自信を持っているとは思いますが、魚沼地区で一般的にNO,1と言われる地域は南魚沼塩沢地区と言えると思います。
同じ南魚沼産コシヒカリの産地に住む隣町の方が『塩沢は特別だから』と贈答用として当店に買いに来ていただくこともあるほどです。
正直な話、米屋で取引されている魚沼産コシヒカリの中でも南魚沼産のみが高値で取引され、その中でも塩沢産はさらに高値で取引されておりそれだけ評価されている地区なのです。
最近では『"南"が付いていないと買いたくない』『塩沢の表記がないと買いたくない』というこだわったお客様もいらっしゃるほど、南魚沼、塩沢という地域は別ブランドのようになってきたのではないかと思えるほどです。
まとめ
魚沼産の中でも最高峰の塩沢産コシヒカリ。
恵まれた自然環境と、生産者の研究・努力が、南魚沼「塩沢産コシヒカリ」を育んできました。
その結果、全国食味検定において、特A地区として高く評価されています。
ほんとうに美味しい魚沼産コシヒカリが食べたいときはぜひ『塩沢産コシヒカリ』をどうぞ。